ヒーローの紹介の第2弾は日本のelo(レーティング)最強の男にお願いしました。寄稿ありがとうございます!
また、@Gameboy_ryさんから画像提供して頂きましたありがとうございます。
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はじめに
代筆を頼まれましたでっぱー(@MytuneD)と申します。先に、筆者はDorintheaのことしか正直よくワカランということを言い訳しておきます。
ただ、Warriorというクラス自体にはとても愛着がありますのでそう遠いことは書いてないと思います😂
ヒーロー
Blitzで使用可能なヒーロー
Dorinthea:戦士(Warrior)
Dorinthea, Quicksilver Prodigy:戦士(Warrior)
Boltyn:Light、戦士(Warrior)
Kassai:戦士(Warrior)
Olympia:戦士(Warrior)
Blitzで使用できないヒーロー
Kassai, Cintari Sellsword:戦士(Warrior)
特性
Warriorはそれぞれの武器を用いて戦うことを主体としたクラスになります。
武器を携えて斬り合いする様は、FaBのゲーム体験への没入度を高めてくれるでしょう。
その特性上、デッキの中身が武器の攻撃力を高めるカードで構成され、攻撃アクションカードがないということも珍しくありません。
また欠かせないのが豊富な攻撃リアクションであり、相手の想像を裏切るコンバットトリックで勝利をもぎとれることも、魅力の1つです。
そしてWarriorクラスのカードの防御値は基本的に3であり、防具の防御値も高水準です。
総じて攻守のバランスが良く、多彩な立ち回りが可能なクラスと言えます。
具体的に、同じヒーローでも武器や防具を持ち替えてゲームプランをガラリと変え、アグロ〜ミッドレンジ以上の様々なゲームレンジのデッキとして振る舞うことも出来ます。
「出来ます」というのもかなりの高水準の話で、今まで想像されなかった武器で直近の世界大会を準優勝した海外プレイヤーもいるくらいです。
環境や対戦相手によって武器や防具を持ち替えて戦うことは、創始者であるJames White氏が目指したRPGのようなワクワクをもたらしてくれます。
ヒーロー毎の特徴
Dorinthea
初代セットであるWelcome to Ratheから今まで現役の最古参ヒーローの1人です。
見た目も美しく、多彩な技を持っており、Supecialization(特化)が最も豊富なヒーローなのでとても華のある対戦になって大人気!…のはずなのですが、使用者はせいぜい50人に1人くらいでしょうか。。。
Blitzでは大きくDawnblade型とDecimator Greataxe型に分かれると言って良いでしょう。
もちろん、この他の武器を持って戦うことを否定しません。
Dawnblade型:ターン中に2度ヒットすることで強化されていく武器Dawnbladeの攻撃を、豊富な攻撃リアクションカードを交えて上手くヒットさせるようにして戦います。
デッキリストによってアグロ〜ミッドレンジのデッキとして振る舞います。
(蛇足ですが筆者のメインデッキはDawnblade型ですが、Super Aggressiveと評されたりしますので、個性にもよるところです)
Decimator型:剣を斧に持ち替えて、どっしりと腰を据えて戦うデッキに変わります。防御リアクションカードなどを豊富に搭載し、相手のデッキ切れ(Fatigue)も視野に入れて戦うことになりますので、ミッドレンジ〜コントロールのデッキと捉えるのがよいでしょうか。
勿論豊富なバフカード、攻撃リアクションはDecimatorでも使用可能なため、想定外の打点で一気にゲームを決めることも可能です。
Dawnblade型は攻撃リアクションにさらに後出し出来る防御リアクションに弱く、
Decimator型は防御カードで効率よく防ぎ切れない横並びのアグロデッキに弱いといった欠点があります。
Dorinthea, Quicksilver Prodigy(以下QP)
Dorintheaは最古参ヒーローのため、Living Legendポイントが高くいわゆる禁止が近いのですが、大丈夫!QPがいます。
違いがわからない方も多いと思いますが、
Dorintheaが
①武器の攻撃がヒットしないと、その武器での2回目の攻撃権がない
②どの武器でも同様に1度ヒットすればその武器での攻撃権がある
のに対し、
QPは
①武器の攻撃の結果に関わらず、その攻撃にGo againがついた時点でその武器での2回目の攻撃権がある
② dawnblade resplendentという専用の武器にしか①の効果が発生しない
という点で異なります。
Dorintheaに比べQPでは2回目の攻撃が出来る前提でデッキを構築出来るため、カード単体の価値は高いものが採用しやすいのですが、Dawnblade resplendentは Dawnbladeと異なり、ターン中に2度ヒットしても性能が強化されないため、対戦相手が攻防に付き合ってくれないことも多く、如何に相手に防御を迫る攻めの圧を出せるかが課題となります。
Boltyn
Light Warriorというタレントとクラスの組み合わせのため、文字通り「光の戦士」です。
Warriorとしては珍しく、アタックアクションカードが主体のデッキになります。
武器は主にRaydnという両手剣か、Cintari Saberという片手剣を両手に持って戦います。
攻撃アクションカードの使用時に手札を追加で使用することで「チャージ」することができ、後にこれを費消して攻撃に続行を増やしてビッグターンを作ったり、費消した数だけ打点に変える攻撃リアクションでトドメを刺したりします。
CCでは完全に1つのビッグターンに向けた準備をする構築もあるのですが、Blitzではミッドレンジ的な戦い方のデッキであることが多いです。
溜めて作るビッグターンが決まるととても爽快なヒーローです。
弱点としては、そのようなビッグターンを作ることを阻害してくるヒーローに対して、強みを発揮し切れないところでしょう。
Kassai
基本的にCintari Saberという片手持ちの剣を両手に持って戦う双剣使いです。Kassaiさんもとても可愛いです。
片手剣にも種類があるため、片方をHot Streakという武器に持ち替えて動きを柔軟にしているリストが多いです。
能力の条件を達成することでノーコストで剣を振るうことが出来るため、武器を両手とも振る前提に寄せた装備にすることで、とても効率的に戦えるヒーローです。
また、戦いの最中でCopperを集め、特化でそれらを使って必殺技を放つことができるので、派手な攻めをする場面もきちんと用意されており、守りと攻めの駆け引きを楽しめます。
弱点としては、長く戦うほど強みの出るヒーローのため、一気に勝負を畳に来るアグロデッキに対しては苦戦を強いられがちです。
そうした相手はギリギリまで防御せずにハンドを残して動いてくることも多いため、想定外の攻撃リアクションで打点を通し、一気にトドメを狙う奇策も有効でしょう。
Olympia
最も謎な男です Olympia
詳しい人も数えるほどしか知りません…
が、そういう意味ではこれから開拓の余地があるところも魅力と言えるでしょう。(?
基本的なコンセプトとしては、Wagerという簡単な条件を達成することでGoldを生成することができ、その獲得したGoldを用いてアドバンテージを得て戦うヒーローです。
Olympiaも、アタックアクションカードを強く使うようなデッキになります。
直近の霧隠の秘境で、Goldを使用してゲーム中に装備品を付け替えることが可能になり、有効な使い道が広がりました。
さながら闘技場に出て勝ちあがり、稼いだお金で更に強くなるというロールプレイングをゲーム中に体験することになります。
サイドを圧迫してしまうことやアグロデッキに対してGoldを集めて買い換える程の時間が与えられるのかという疑問を差し引いても、唯一無二の効果であってとても面白い上に、防具がゲーム中新品に戻るのは純粋に強いので、十分環境に一石を投じる可能性があると思います。
また超強力な特化攻撃リアクションも与えられており、なおかつこれがWagerしている攻撃であれば対象に取れるため、強力なヒット時効果を持つ攻撃アクションカードに合わせることが出来れば大きく優位に立てるでしょう。
ゲームレンジは、Goldを集めて動くカードがある都合上、ミッドレンジ程度の速度感でしょう。そのため例によって、そのような猶予を与えてくれない超速攻のアグロデッキには苦戦することになりそうです。
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