Outsiders案内 -Pits The Underworld①-

ストーリー

今回は公式記事にある世界観の紹介記事を翻訳していきます。

前回はこちら

関連世界観翻訳はこちら
神秘の聖域-アリア-
驚嘆の街-メトリクス-
ヴォルコール-揺れ動く王国-
ソラーナ-啓蒙の王国-

ピット(Pits)

ピット(Pits)はメトリクス(Metrix)の街の下に広がる一連の巨大な裂け目である。鉱夫たちは何世紀もの掘削を通じて、地下の川や水脈により岩盤に刻まれた地下通路のネットワークを発見した。だが、メトリクスの採掘企業は有毒性のガスや廃棄物を地下に蓄積させることを認めてしまったことで水を黒く異臭の漂うものにしてしまった。

アイアン アセンブリ(the Iron Assembly)は上部の都市の平和維持に尽力しつつも、彼らはピットの深淵に目を背けています。地下の影の中には無法な社会が出来上がってしまった。泥棒、傭兵、密輸人、奴隷商人たちが払う金を持つ者を相手に商いを行い、ここに彼らの拠点を作り上げている。

ここの人々は冷淡で皮肉じみ疲れ切った上に目元は窪み瘦せ細っている。上層からの廃棄物で出来た今にも壊れそうな小屋への道を間に合わせのランタンの光が照らす。

マウ(The Maw)

ピットの代表的な入口のマウ(The Maw)はメトリクスの人々にはピット2と知られています。かつては大規模な露天鉱床だったピット2は現在廃棄されており、その入り口はコッパータウン地区(Coppertown)の下に秘匿されている。ピットの住民たちはマウが上層世界への玄関として利用し、古びた鉱山の昇降機を利用して地下とメトリクスの街を行き来します。

不正行為(Skulduggery)

ピットには、法がなく、裁く者もおらず、地下での犯罪から守ってくれる者もいない。上層都市から複数の過程で隔てりがあるにもかかわらず、2つの地域での不審な繫がりにより、タリック(‘tallics)はピットでも通貨として使用されています。ミッドタウンのマーケットでは数多くの不思議なものが売られています、ピットでは適正価格でどんなものでも見つけられるはずです。

密輸人(Smuggler)
メトリクスは都市内を自由に統治できるようにするため危険すぎる数多くの物質、道具、原料を禁止してきた。ですがピットでは、そのようなルールは存在しません。タブーや禁止されたものをその手にしたいと思う者はピットの密輸人たちから致死毒や強力な薬、手に入れることができる。揮発性の爆薬や不安定な試薬、殺傷力のある道具は需要があるためピットの密輸人たちは常にビジネスを行っています。

傭兵(Mercenary)
ピットのほとんどの住人は雇われ労働者です、適正な値段でありとあらゆる仕事をこなす傭兵はその力と暴力で有名です。ピットの傭兵たちは普段は企業と共に大きな組織の一員として活動しています。彼らは警備から依頼殺人、強迫や恐喝まで様々な役割をこなすフリーランスの戦闘集団です。依頼人と傭兵を仲介する「ブラックジャック傭兵社(the Blackjack’s Mercenary Corporation)」は最も有名な傭兵企業の一つです。

暗殺者(Assassin)
暗殺者と傭兵の両方を殺しのために雇うことができますが、暗殺者は技能を極限まで磨き上げた専門家です。彼らは素早く、静かにそして目立たずに的確な方法で対象を消し去ります、多くの場合は疑惑を持たれないように暗殺を偽装するのです。暗殺者の多くはアイアン アセンブリに気取られずに敵や対象に近づくためにメトリクスの住民に紛れています。

情報屋(Information Trader)
メトリクスの探偵に似ていますが、情報屋はクライアントが必要とする情報をありとあらゆる手段を用いて調達します。探偵には道徳心のようなものがありますが、情報屋が望む情報を手に入れるために妨げるものは一切ありません。恐喝、誘拐、拷問、殺人それらの行動は情報を入手するため完全に合理的な方法です。
情報屋は普段信じられないほどに私生活をひた隠しにしている。彼らの仕事は多くの敵を増やし、その中にはピットでも最も力のある者もいます。結果的に多くの情報屋は偏執的で代理人を立てて仕事を行いクライアントに自分の顔が割れることを拒みます。

薬剤師(Apothecary)
薬剤師は錬金術やポーション生成の訓練をある程度受けた人々であり、治癒の強壮剤や湿布から毒や薬に至るまでピットの住民たちに販売をしています。鉱山の煙と日光不足に悩まされ、病気や感染症に耐性の低いピットの住民たちは薬剤師に頼む以外に選択肢はほとんどありません。

今回はここまでです。ギャングから先の項目は次回の更新とさせていただきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました